皆さんは、インドの伝統的な野菜のスパイス炒め「サブジ(Sabzi)」(蒸し煮)をご存じですか?
「スパイスを使った料理なんて、また新しいスパイスや材料をたくさん買わないといけないのかな……」と思った方も、どうぞご安心ください!
サブジ作りに使う基本のスパイスは、実は「クミンシード、ターメリック、コリアンダー、チリペッパー」のわずか4種類で作れてしまうんです。これは、以前ご紹介した『本格チキンカレー』のスパイスとまったく同じなんです。
冷蔵庫に少しだけ残ってしまった余り野菜が、スパイスの力で驚くほど風味豊かな絶品おかずに大化けします。カレーの最高の相棒(箸休め)としてはもちろん、日々の食卓の「あと一品」にも大活躍する万能メニューです。
今回は、そんなサブジにぴったりな野菜の種類と、10分でサクッと作れる基本の簡単レシピを詳しくご紹介します。さっそく作っていきましょう!
旬のかぼちゃといんげんのサブジ【調理時間10分】
かぼちゃやじゃがいもを使うときは、あらかじめ1〜2cm角(または薄切り)に切って、電子レンジ(600W)で2分〜2分半ほど加熱して柔らかくしておくと、フライパンでの炒め時間がグッと短縮されて失敗しません。2㎝くらいに切ったいんげんやアスパラガスもかぼちゃと一緒にレンジで30秒〜1分ほど加熱しておくと火の通りが揃うのでおすすめです◎
- 手順
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- フライパンにサラダ油とクミンシードを入れて弱火にかけます。シュワシュワと泡立ち「カレーのあの香ばしい香り」が優しく漂ってくるまで、焦がさないようにじっくり油に香りを移します。
- レンジ加熱したかぼちゃを加えて中火でさっと炒め、表面に少し油が回ったらいんげんも投入して全体を炒め合わせます。
- 全体が少ししんなりしたら一度火を止めて、残りのパウダースパイス(ターメリック、コリアンダー、チリペッパー)と塩を一気に加えます。全体が綺麗な黄金色(イエロー)になるまで、お箸やヘラでよく混ぜながら1〜2分ほど炒め合わせます。
- パウダースパイスが野菜全体になじみ、香りが引き立ったら火を止めます。お皿に盛り付けて完成です。
- 美味しく作るポイント
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- パウダースパイス(ターメリック、コリアンダー、チリペッパー)と塩はあらかじめ混ぜ合わせて置くと、味全体がムラなく仕上がります。
- パウダースパイスを加えるときは「必ず一度火を止める(または一度弱火にする)」のが鉄則です。水分の少ない炒め物なので、強火のまま粉末スパイスを入れると一瞬で焦げてしまい、芳醇な香りが苦味に変わってしまうので気を付けてください。
季節の野菜で楽しむ!おすすめのアレンジ組み合わせ
今回の基本スパイス「クミン、ターメリック、コリアンダー、チリペッパー」で作る野菜の組み合わせをご紹介します。もちろん野菜ひとつでもOK!
- かぼちゃ+アスパラガス
- ・緑色の野菜が入ることで、ターメリックの黄色と合わさって彩りが鮮やかになります。アスパラガスやいんげんの「シャキッ」とした食感と、かぼちゃの「ホクホク」感のコントラストが最高です。
- かぼちゃ+玉ねぎ
- ・じっくり炒めた玉ねぎのコクとかぼちゃの甘みが溶け合って、とってもマイルドで優しい味に仕上がります。お子様にも喜ばれる味に仕上がります。
- じゃがいも+グリーンピース
- ・じゃがいもと合わせて炒める「アールー・マタル(じゃがいもとグリーンピースのサブジ)」は、本場インドの家庭料理の超定番です。
- じゃがいも+ブロッコリー(又はカリフラワー)
- ・蕾(つぼみ)の部分にスパイスの粉がよく絡み、コリコリとした独特の食感がアクセントになり一口の満足度も高いです。
今回は、おうちにあるスパイス4つでパパッと作れる、インドの万能おかず「サブジ」をご紹介しました。
市販のコンソメやだしの素は一切使っていないのに、クミンの弾けるような香ばしさと、お野菜本来の優しい水分・甘みが引き立って、本当にびっくりするほどお箸が止まらなくなります。
今回はじゃがいもやかぼちゃなどをメインにご紹介しましたが、にんじんやキャベツ、ナスやオクラ、ごぼうやレンコンなど、どんなお野菜で作っても抜群の美味しさに仕上がりますよ。
一部、私の好みの味付けや個人的な見解も含まれておりますが、「本格的なスパイスカレー」の横にちょこんとこのサブジを添えるだけで、おうちの食卓が一気に本場のインド料理屋さん?!の雰囲気に。余ったスパイスの有効活用にもぴったりですので、ぜひお気軽におうちで試してみてください。
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
スパイスの魔法がかかった美味しいお野菜をたくさん食べて、お腹も心も元気いっぱいのハッピーな一日を過ごしてくださいね。それでは、また次回の美味しいお話でお会いしましょう。See you!