【スパイスはカレー粉のみで作るチキンカレーの作り方】
使うスパイスはカレー粉だけ!コンソメやブイヨン、鶏ガラなどのだしを使いません。ホントにカレー粉だけて美味しく出来るのか!?と半信半疑の方もいるかと思いますが、実はあまりの出来の良さにちょっと感動してしまいました。
素材(具)のうま味である肉の脂分と野菜の甘味がだしとなり、野菜のうま味がたっぷり入ったシチューのようなカレーに仕上がります。素材のうま味だしってスゴいですね。素材の力をマジマジとみせつけてくれました。ポイントは水分ととばして、一に凝縮、二に凝縮、三に凝縮です!
2~3人分 | 材料 | 分量 |
鶏手羽元 | 8本 | |
赤缶 | カレー粉 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/2 | |
炒め用 | サラダ油 | 大さじ1 |
【カレー粉のスパイスを使用しています】 | ||
材料 | 分量 | |
サラダ油 | 大さじ2 | |
玉ねぎ | 大1個分 | |
しょうが | 小さじ1 | |
にんにく | 小さじ1 | |
トマト | 中1個 | |
にんじん(1/4) | 80㌘ | |
セロリ | 50㌘ | |
塩 | 小さじ1 | |
カレー粉 | 大さじ1 | |
無塩 | 野菜ジュース200ml | 1パック |
水 | 200ml |
- 【手順】
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- フォークで肉に穴を数か所あけ、ポリ袋に肉、カレー粉、塩を入れ、手でもみ込んだら密封しておきます。
- 玉ねぎの半分とにんじん、セロリをフードプロセッサーやミキサーなどで撹拌し、つぶつぶが少し残る程度のピューレ状(野菜ソース)にします。
- 鍋に油をひき、繊維に沿って切ったスライス上の玉ねぎ(もう片方の半分)をあめ色になるまで中火で炒めます。
- にんにくとしょうがを加え、全体が馴染むまで炒めます。
- ざく切りにしたトマトを加え、ポテッとしたペースト状になるまで水分をとばすようによく炒めます。
- さらに先ほどピューレ状にした野菜ソースを加え、ボテッとしたペースト状のかたまりのような状態になるまで水分をとばすようによく炒めます。
- 塩とカレー粉を加え、全体が馴染むまで炒めます。(これがカレーの素となる種です)
- フライパンに油をひき、下ごしらえした肉を最初に皮目を下にして表面全体に焼き色を付けます。
- 鍋にカレーの素となる種と焼いた肉を絡めるように混ぜて炒めます。
- そこに野菜ジュースと水を投入し、煮立ったら弱火にして時折かき混ぜながら20分煮込みます。
- 最後に刻んだセロリとトマトをのせて出来上がりです。
- 【ポイント】
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- 炒め玉ねぎはあめ色なるまでしっかり炒めます。
- 素材の水分をとばすことによって凝縮された野菜のうま味が残るのでしっかり炒めます。
- 肉は下ごしらえをせずそのまま投入しても良いのですが、ひと手間を加えることで肉が柔らかくなり、うま味も出やすくなりますのでぜひやってみてください。
- とにかく「凝縮」です。
野菜の甘味がたっぷりのジューシーなカレーに仕上がります。調理時間は、水分をしっかりと蒸発させて炒めるので1時間半前後くらいでした。カレーの風味を強く仕上げたいときは、カレー粉を少しすつ足して調整してください。
今までセロリの野菜を使う機会があまりなくカレーに入れるかどうか悩んだのですが、「セロリに含まれる香りの成分(フタライド)には、食品の甘味や塩味、うま味をより強く感じさせる働きがあり、コクをアップさせる効果があります。」と聞いて即決!加えてみました。(実際にセロリの効果があったかどうかはわかりませんが・・・)
これを作った時、猛暑日なのに何故か室内のエアコンも付けずに(換気扇フル稼働!)鍋から一歩たりとも離れず、そして汗だくになりながら作った少し苦い記憶があります。とにかく『凝縮』の2文字しか頭になかったので無心で「凝縮~凝縮~~」と歌ってたと思います笑
いかがでしたでしょうか。ご参照ありがとうございました。
See you!
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