とうがらしの呼称(なまえ)がややこしい

[唐辛子(とうがらし)の呼称について]

カレー作りに欠かせないスパイス「唐辛子(とうがらし)」。皆さんは、その呼び方や表記の多さに「どれがどれだっけ?」と混乱したことはありませんか?市販のスパイス、料理本、ネットのレシピに料理番組……。実は、見る場所によって「とうがらし」の呼び方はバラバラなんです。

他にも呼び方がありますが、自称スパイスオタクとしては少し悩ましいところでして…とうがらしを比較するも…辛すぎる笑!というわけで、

結論から言うと、実はカイエンペッパー、チリペッパー、レッドペッパー、そして日本の「一味唐辛子」の4種は、すべて『唐辛子(とうがらし)100%の粉末』と捉えて差し支えありません。

今回は、そんな唐辛子(とうがらし)の名前に関する情報や豆知識を調べてまとめてみました。気になる方はぜひ参考にしてみてください。(興味のない方は長くなりますので、読み飛ばしていただいて大丈夫です!)

とうがらしのイメージ画像1
  1. 鷹の爪

    乾燥させた実の形が猛禽類である「鷹のカギ爪」に似ていることに由来しています。

    日本で最も一般的に広く使われている品種の代表格で、ほかに香川本鷹(かがわほんたか)、熊鷹(くまたか)、八房(やつふさ)、オウゴン唐辛子(黄金唐辛子)などの品種があるそうです。

    乾燥させた実の形をしたものですが、輪切りやクラッシュした形状もあります。

  2. 七味唐辛子

    七味の一般的な「7つの原材料」は、唐辛子(とうがらし)、焙煎唐辛子 / 陳皮(ちんぴ)、山椒(さんしょう)、麻の実(おのみ)、黒ごま / 白ごま、紫蘇(しそ)、青海苔(あおのり)/ 生姜(しょうが)の香辛料(薬味)をブレンドした日本独特のミックススパイス(混合調味料)です。

    「日本三大七味」と呼ばれる老舗があり、地域やメーカーによって特徴がだいぶ異なるようです。

    料理に深みや香り、食感をプラスしたい時に使います。

  3. 一味唐辛子

    原材料が唐辛子(とうがらし)100%。ストレートに辛み成分だけを味わう時、純粋に料理を辛くしたい時に使います。

    スーパーで見かける一味唐辛子の多くが「鷹の爪」が主原料です。

  4. カイエンペッパー

    明確な定義がないため、いろいろな解釈のされ方があるようです。とうがらしの品種名としているもの、または総称名としているもの、辛味の強い赤唐辛子をブレンドした呼称としているものなど様々な意味合いがあります。カイエンペッパーは、特に辛みのある赤唐辛子をより細かい粉末にして辛味を強くしたものが主に流通しているようです。

  5. チリペッパー・レッドペッパー

    英語でとうがらしを「レッドペッパー」もしくは「チリペッパー」と呼びます。日本では主に粉末の赤唐辛子の総称名として使われていることの方が多く、聞きなれないカイエンよりも馴染みがあり、スーパーでもそのような品名が多いように思います。いずれも中身は唐辛子(とうがらし)そのものです。しかし、メーカーによってはチリペッパーとレッドペッパーは、こちらも違う異なった解釈もあるようです。

  6. チリパウダー

    唐辛子(とうがらし)にオレガノ、ガーリック、クミン、塩などを調合した粉末のミックススパイス(混合調味料)です。

    アメリカが発祥と言われるチリパウダーですが、メキシコ料理やスペイン料理などでよく使われています。チリコンカーン(=チリコンカルネ)には欠かせません。

    ※チリパウダーとチリペッパーは一見似たような印象(ニュアンス)を受けますが、原材料も味もまったく異なる別物のスパイスです。(←ココ大事!)

とうがらしのイメージ画像3

ただ本格的な「日本料理」や「韓国料理」など国別に合うよう適した産地や唐辛子(とうがらし)を厳選した製品もあるため、製品のなまえを使い分けている場合もあります。

もし料理のレシピにカイエンペッパーと記載してあったら…

多少辛さと色味の違いはあるかもしれませんが、チリペッパー、レッドペッパー、一味唐辛子と書かれた品名の唐辛子(とうがらし)があれば、わざわざカイエンペッパーを探して買わなくても、いずれも代用は可能なのです。

とうがらしのイメージ画像3

なまえのややこしさが皆さんに少しでも解消しスッキリされますことを願います。

今回は私の個人的な見解も交えてお伝えしましたが、何かひとつでもお役に立てれば幸いです!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!See you!

宜しければ他の記事もご参照してみてください。

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