【カレーのベースとなる『炒め玉ねぎ』の工程手順】
日本のカレーライスといえば、具材の一つとして食べる大きく切った「じゃがいも」「にんじん」そして「玉ねぎ」ですが、一方同じ玉ねぎでも煮込み系の欧風カレーでは、具としての存在感は目立ちませんが、カレーベースとなる炒め玉ねぎはよく使われ、甘味とコクを与えより深い味わいにしてくれます。
スパイスカレーに挑戦するなら、まずベースとなる基本の“炒め玉ねぎ”をマスターしていきましょう!玉ねぎの大きさや切り方によって仕上がりは多少異なりますが、コツをつかんで美味しいカレーに仕上げてくださいね。
今回は4~5人分の材料で、油大さじ3、玉ねぎ大1個(中2個分くらい)のみじん切りです。(鍋の種類によって火の通り方や水分の蒸発の仕方など違ってきます)
5分~10分経過 |
①玉ねぎが透き通り、みじん切りの形がまだはっきりと残っていて、ほんのり色づき始めたところです。
10分~15分経過 |
②玉ねぎの形もやや崩れて、色も薄い茶色になり油にじんわりと馴染んだ状態です(ややきつね色)。玉ねぎのシャキシャキとした食感を少し残すにはこの程度が目安です。
15分~20分経過 |
③きつね色といったところでしょうか。どちらかというと茶褐色に近いかもしれませんね(たぬき色?)。カレーの種類によりますが、大体この程度まで炒めることが多いです(画像汚くてスミマセン)。
20分~25分経過 |
④焦げ茶色(飴色玉ねぎ)といったところでしょうか。(鍋が汚かったので少量の水を入れてこそげとってます)どのカレーも深い味わいになります。煮込みカレーではこの程度まで炒めることが多いようです。
- ポイント
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- 鍋が焦げついてしまう場合は、出来れば焦げそうになる直前で水を少し入れて炒めれば、お焦げが付きにくくなります。
- 火加減が難しいところだと思いますが、出だしから焦げて失敗しないように最初は弱い中火からスタートし、その後中火で保てればひとまず大丈夫だと思います。
- 作るカレーの種類などによりますが、10分くらい過ぎたあとから色味もだいぶ変化しますのでこのあたりで調整をしてみてください。
地味な作業ですよね・・・しかしカレーを作る上では重要な工程となるので根気よく炒めてください。焦げてしまうとカレーの仕上がりに味の影響が出てしまうので気を付けてください。
いかがでしたでしょうか。あまり上手な方ではないんですが、目安としてご参考になれば幸いです。
ご参照ありがとうございました。
See you!